(株)太平洋クラブは、1971年(昭和46年)5月に旧平和相互銀行グループの支援を得て設立されたゴルフ場運営会社でした。
設立以降、「札幌コース」1974(昭和49年)「軽井沢コース」1975(昭和50)年、さらに1977(昭和52)年には
現在の『三井住友VISA太平洋マスターズ』が開催されることで有名な「御殿場コース」をオープンしていた。
しかし、バブルが弾け経営の悪化により、2012年1月23日民事再生を申請受理され
太平洋クラブは、2013年5月にスポンサー契約を締結し、(㈱)マルハンの支援を受け、2014(平成26)年3月に会社更生手続きを終結し、マルハングループの一員として再スタートを切リました。
株式会社マルハン
京都府京都市(京都本社)と東京都千代田区(東京本社)に本社を持つ、パチンコチェーン店「マルハン」を中心にボウリング場、映画館も運営するアミューズメント系総合企業。
兵庫県三木市吉川町水上1582-1
TEL:0794-72-1211 ・FAX:0794-72-1227
開場日 1977年4月27日
富澤 誠造氏設計
面積 89万m2
OUT・IN 18ホール Par 72 7,034Y
ベントの1グリーン 丘陵コース
練習場 200Y・15打席 バンカー・アプローチ・パター
練習場が完備されています。
クラブハウスは、薔薇の紋章で知られる重厚な雰囲気と格式の高さを随所に感じさせてくれます。
<主なトーナメント>
1983年 日米対抗ゴルフ 優勝 中嶋 常幸プロ
1997年 三菱ギャラントーナメント 優勝 尾崎 将司プロ
2002年 日本女子プロゴルフ選手権コニカ杯 優勝 具 玉姫プロ
2008年 第39回内閣総理大臣杯日本社会人ゴルフ選手権決勝
2014年〜 マルハンカップ太平洋クラブシニア
太平洋クラブ六甲コースは、ゴルフ銀座とも呼ばれる兵庫県三木市にあるゴルフ場です。
ゴルフ発祥の裏六甲に展開する雄大かつフラットな完成度の高いコース。
自然豊かな風景に囲まれ、フラットでフェアウェイが広く距離もたっぷりあり、ダイナミックなゴルフが
楽しめる。
雄大さと美しさが融合したチャンピオンシップコース
「日本に、ここの18番ホールのようなホールがもっとあれば、日本のプロのレベルは確実に上がる。
このコースは高度の技術を有しているものではないと制することはできない」そして「パー4の
フィニッシングホールとしては、日本一美しく日本一のミドルホールだ」この言葉は、
97年に「三菱ギャラントーナメント」が六甲コースで行われた際、優勝したジャンボ尾崎が、しみじみと
語ったものです。
18番は三つの池を懐に抱くように左にドッグレッグしている437ヤード(レギュラーからは361ヤード)の長いパー4で、正確なロングドライブを放たない限り、第2打でグリーンを捕らえるのは非常に難しくなります。
かつての関西地区のゴルフ場のイメージとしては打ち下ろしの打ち上げで、FWは狭く砲台グリーンの受けグリーンでグリーン面を見せないようにしてグリーンは小さく奥にはバンカーを配置するゴルフ場のイメージがありました。
ところが太平洋クラブ 六甲コースはイメージを払拭するほどフェアウェイは広く長いホールが多く、伸び伸びとプレーできます。しかし、ジャンボが指摘するように戦略性は高く、油断はなりません。
グリーンには随所に微妙なアンジュレーションが設けられ、難易度も高い。
まず、コースに出て感じるのはクラブハウスとコースの一体感がすごいですよ。
なにか・・? 落ち着いた感じと、しっとり感がマッチした雰囲気を味わえるゴルフ場ですよね。
多分、全体的にフラットで綺麗で広くて、良いスコアが出そうだけど、絶妙にバンカーが見えたり池が見えたりして、なかなか一筋縄ではいかない・・・? と感じてしまう雰囲気があるからなんですよね。
なんか・・? 本格派のゴルフ場に来たんちゃうんかいなあと・・思わせる感じがするゴルフ場です。
一度、挑戦されると私の言っている意味がわかると思います。
コースはグリーンに近づけば近づくほど、狭まく感じるように目の錯覚を起こさせる様に上手く作られていると思いました。
FWは広いのですが、谷がせりだしていたり、ブラインドであったりと、プレッシャーを掛けてFWに行かせない工夫もされているようです。
そして待ち受けているのが、深いラフやバンカーです。
ラフに入れると無理をせずヘッドの重たいウエッジで対応されると脱出は可能ですが・・・? ウッドや
ミドルアイアン以上で攻めると大叩きするかも・・・? ラフでもボールが浮いていれば・・・・
ボールがティアップされた状態と感じることが出来る方はウッドやミドルアイアンで攻めるのはOKです。 浮いてるボールをウエッジで攻めると俗に言うだるま落としのしっぺ返しが待っているので、ラフに入ったボールは芝生とボールとよく相談しながら脱出方法を考えましょう。
とにかく、バンカーと池が絶妙に効いていて、挑戦のしがいがあり非常に難しい設定だけれど面白いコースだと思いますよね。
プレーして一番感じたことは、グリーン手前に必ずガードバンカーあり、砂地獄にあいそうだと思いましたよね。
そしてバンカーは硬いバンカー、柔らかいバンカーで、入れると少し手間取ると思いますよね。
最後に到着するグリーンが又、難しいです・・・? 攻略が! 早いんです・・!
微妙なアンジュレーションもあって、一筋違えば入ってくれません。 ラッキーパンチはないんです。
ジャストタッチ・ジャストヒットandカップINの構図です。
最後に18番の池越えはさすがにしびれますよね。
ほとんどのアマチュアゴルファーは2打目3打目が池超えになると思いますので・・? 池越えに挑戦しましょう。
吉川IC(中国道)で降り、吉川IC信号を直進、国道428号線に入る。約4.5km進み、二ツ子町交差点を左折すると約2kmでコースへ。
※宝塚IC(中国道)から吉川ICまで25km、吉川ICからコースまで7km(所要時間 約7分)